転職が決まって新しい職場で働き始めたけれど、どうも理想通りにパフォーマンスを上げられない…。転職して最初の3か月間は、誰もがそのように思いがち。「想像していたのと違う」、「転職前より辛い」と落ち込んでしまうこともあるでしょう。職場でもなかなかなじめず、気まずい思いをすることも少なくありません。

最初の2~3か月は「慣れの期間」と割り切る

どんなに有能な人であっても、「慣れ」や「コツ」といったものは一朝一夕で身につけられるものではありません。転職すれば働く環境や社内ルール、人間関係などほとんどすべてが一新します。それに伴って、ノルマに対する考え方や上司との付き合い方、会議の進め方など細かな部分も変わってくるでしょう。こうした変化に瞬時に対応することは、よほどのスーパーマンでない限り不可能です。

そのため、転職後最初の2~3か月間は「慣れの期間」と割り切ることが大切です。無理にパフォーマンスを発揮しようと考えず、まずは会社や業務のフローなどに慣れることを目標にしましょう。前職とどこがどう違うのか、応用できることはないかなどに意識しながら仕事に取り組むことで、新しい環境にも慣れやすくなります。

最初の3か月間を乗り切る5か条

「慣れの期間」を割り切ることに加えて、転職後の3か月には以下の5つのポイントも大切です。

  1. あれこれ考えすぎず、まずは目の前の仕事に集中!
  2. 社内の人に対してグチやうわさ話をしない
  3. 前職のローカルルールは忘れ、新しいルールに従う
  4. 家族や恋人・夫、友人には気軽に相談
  5. 苦しいときは、転職理由や実現したいキャリアを再確認

(1) あれこれ考えすぎず、まずは目の前の仕事に集中!

転職したばかりの時期は、以前よりパフォーマンスが下がって当たり前。周囲もそのことは理解していますから、ヘタに成果を上げようと焦るよりも、まずは目の前の仕事を一つ一つこなしていくことに集中しましょう。

(2) 社内の人に対してグチやうわさ話をしない

雑談や飲み会でのおしゃべりでストレス発散できるのは確かですが、転職したての時期に不平不満を並べ立てると、仕事への意欲を疑われます。また、根も葉もないうわさ話で人間関係を悪化させるのも避けましょう。

(3) 前職のローカルルールは忘れ、新しいルールに従う

あいさつの仕方から書類の記入形式まで、企業にはさまざまな独自の“ローカルルール”があります。転職後はこうした独自ルールに慣れることから始めると、職場にもなじみやすいです。

(4) 家族や恋人・夫、友人には気軽に相談

確かに、新しい職場では相談できる同僚や上司も少ないもの。その分、辛いことや不満点は家族や恋人、友人などに気軽に相談してみましょう。話を聞いてもらうだけでもリフレッシュできます。

(5) 苦しいときは、転職理由や実現したいキャリアを再確認

どうしても辛いときは、転職理由や将来の目標などを思い出しましょう。最初の3か月間を乗り越えた先に、理想のキャリアが待っているかもしれません。初心を忘れずに、黙々と仕事に取り組むことで道が拓けることもあります。